旅をして働きたくなった。旅武者CHROまさみんの人生をのぞく！

はーい、おねがいします ^^

名刺上の肩書はCHRO（最高人事責任者）

会社にとっては人材が一番大事だと思っているのね。だからこそ、会社と働く人がwinwinな関係になれるようにしたいと思ってます。

あと「人材紹介」を去年から準備して今年からスタートしているよ。

旅武者の社員たちは、自分の軸となる仕事を１個持っているんだけど＋αでいろんなことをしている。

あと武者修行の時にはビジネスファシリテータ―もやってるよ～

そうだね～

和也さんと出会ったのは2014年だったんだよね。

実は2013年に会社を辞めて旦那さんと旅をしてたのね。
それで、ベトナムを横断していて、CJH（Cool Japan in Hoian:お土産屋さん）を見つけた。気になるじゃん、なんでJapanなんだろうな、とかさ。（笑）

そしたらそこに和也さんがいたのね～。まだ和也さんが1人で武者修行をやっていたころだったの。それでその時は少しお話して、facebookを交換したのね。

そうそう～。

そのあとに、前の会社の同僚でビジネスファシリテーターのけんごさんから連絡がきて、「まさみん暇？」って聞かれて、まぁ旅していたし、暇か暇でないかの2択でいったら暇かなということで（笑）

けんごさんからよくよく話を聞いてみると。あれ、こないだの和也さんじゃん？となり、つながったのね。

それでしばらく旅しながら、毎年武者修行の期間だけファシリテーターやってたんだよね。

そうだよね～。

若いうちはいろんなことやって、できること増やしたらいいとおもうんだけど、歳取ってくると、縁が大事になってくるのね。

不思議な縁でつながった会社だから働いているんだよね。

誰と働くかをすごく大事にしている。

20歳くらいの時からね、40歳まではたくさん仕事しようと思っていたのよ。

感覚的には20代30代が脂に載っている時期だと思ってね。それを過ぎると、体力とかも下り坂になっちゃうなと思っていて。

「社会貢献」という意味で仕事していたのね～。

それで、40歳になったら旅に出る！って最初から決めていたわけではなく、何しようかと考えていた。

それこそ起業を誘われたこともあったし。田舎で農業するのもいいな～とかも考えてたんだよね～

ぶっちゃけ、どれも「うーん」って感じだったんだよね。

で、40歳が近づいてきて旦那さんに「純粋に何がしたいの？」て聞かれたときに、そういえば小さいころから歴史とか世界遺産が好きだったなと思い出して、それを伝えたら、「それでいいじゃん」ってなって。（笑）

で、決まった。

答えは案外単純だった（笑）

何事もなんとかなる！大事なのは思いきりだよ（笑）

これが面白いことにね、最初の方は世界遺産見れてめっちゃ楽しい人生だって思ったんだけど、人って社会の一員として存在価値を見出さないとつまらないということを実感したのね。

実際旅武者で仕事始めるまで2年間無職だったんだけど、そうすると時代に取り残されていく感があった。何にも貢献していないっていう感覚ね。

社会とつながっている感覚がなくなっていく。そうなるとやる気がなくなる。惰性で旅している感じになってくるんだよね～成長もしないし。

もちろん、旅していて面白いし楽しいけど、単なる「楽しい！」という喜びって案外すぐ飽きちゃうんだ。自分が成長するとか社会に貢献するという方が楽しいなって思ったんだ。

旅武者に来る前に、2回会社変えてるんだけど、1社目がOA機器メーカーで、2社目が専門商社。3社目がコンサル！

私の時代ってさ、パソコンが一人一台なかったのね。携帯も出始め、みたいな時代でさ。

でね、うちのお父さんは新聞会社に勤めていたのよ。それでワープロを仕事柄持ってて、これはすげぇ！と思ったのね。今まで一生懸命手書きしてたのにコピペとかできちゃうんだもん。

あ、これ絶対便利だからパソコンいいな、パソコンの会社行こう～っていう感じで決めた（笑）

インターネットなかったから、就職案内の分厚いの本から探して、じゃあこれ～って2，3社に送ってそれで終わり。

3社受けて最初の1社が受かったから、就活全然何にもしないで終わった。（笑）

で、その会社でマイクロソフトの資格を取らせてもらったりしたな。

何年か経って、パソコンインストラクターってピンで稼げるし、ちょうど退職金もらえるお年頃だったから、派遣に登録すればいいか～というノリでやめたんだよね。

それで、社内の専任のIT担当者が欲しい、みたいな感じで専門商社に派遣で入ったのね。社員になった時にSAPっていうシステムを導入していた。

当時はパソコンできる人はITなんでもできるっていう風潮だったから、SAP周りのこととIT回りのことやってたのね～。

そういうシステムってさ、経営の数字が速くほしいから導入するんだけど、そういう中で数字を扱う仕事もやらしてもらってて、そのタイミングでコンサルに転職した。

コンサルは、SAPができますというのと、数字（経営企画）が扱えること、それから商社と知識があるっていうので入ったから、基本的に総合商社と仕事してたな。

ずっと大手に勤めてたからね～。ベンチャーってまあカオスだなって思う。

大手って基本的には部署が分かれていて、配属先の専門性を突き詰めればいいわけよ。

でも今は、要はコーポレート部門の仕事もしなくちゃなと思っていて、今までさ、コーポレート部門の仕事なんて、2、3行依頼事項書書けば全部やってもらえていたけど、今は調べるところから全部やらないといけない。

それってすごく勉強になる

そうだね。良くも悪くもすごく自由。言いたいことを言えるし、自分の中で上下関係がないと思っていればそれが通用する会社だなって思う。

あとはね、風通しがいい。インターンの子にそんな話までしちゃう？！っていうくらい。（笑）

ほんとだよね（笑）

さっきの話に戻ると、何でも言える分、「積極的に言わないと行動していない」と同義になる。つまり一人ひとりが本当の「これをする」って決めてやりきることにコミットしないと。まぁ自走式エンジンを回し続けないとしんどいよね。

あと和也さんの思いつきに振り回されない平常心を保つことを試されている気もする。（笑）

効果測定のタイミングでの爆発する力はみんな本当にすごいなと思う。

それまではね、もがいている感じなんだ。

感覚的なんだけど、チームビルディングファシリテーター、ビジネスファシリテーター、チームメンバー、タームメンバーがいる中でいろんなことが起きて、それが最初は点の事象で起こるのね。

これが一つの線になった時にものすごい効果を発揮する。

みんなが初めて物を売った時の笑顔も印象的だな～

武者のときはファシリテーターとして活動しているけど、日本では会社の人間として仕事していて、この2つは本来全然違うものなのね。

プログラム中は100%、武者生から出てくるものを信じて委ねていくけど、仕事だと、こちらがああしてこうしてって言ってしまうことも多い。そういう面ではギャップがあると思う。

だからこそ、ビジネスファシリテーターとして現地に行くときには、その両方を持った上で自分の行動や立ち振る舞いのひとつひとつをマネジメントすること自体がやりがいだと考えているかな。すごく難しいんだけどね。

武者修行の場と、日本で実際に働く時の現場でのギャップをなくしたほうがお互いにとって幸せという気がしているんだよね。実際のところ、会社の上司がみんなファシリテーターみたいではないしね。

教育に携わりながら、日本で現場もやれてるのは両方の面から気づきを与えられるとも思っていて、それをどういう風に伝えた方がいいか考えることが多いな。

まずは旅武者っていう会社を盛り上げたいというのはあるかな

あとは、プライベートと仕事はきっかり両立したい。

40歳まではビジネス寄り。仕事の方が楽しかったんだよね～
2:8くらいだった。でもここにきて思うのはちゃんと両方が充実しているのが大事。
どっちかが充実していて、どっちかがイケてないのはありえないと思うんだよね。

仕事のパートナーとプライベートのパートナー、どっちとの関係性も大切にしたい。

いや～さんざん喧嘩もしましたよ。（笑）

旅してたら世の中2人しかいなくて。夫婦とはいえ他人だからね。

生まれてこの方365日24時間他人といることなんてないわけですよ。本当にどんなことでもイライラしちゃう。（笑）

でもそれを乗り越えていったから、コロナ禍の自粛が苦ではないんだよね。世の人達にはコロナ離婚あるみたいだけど、うちはないね～。

こちらこそ～インターン頑張ってね